−日記帳(N0.1519)2006年02月10日−
明日の建国記念日に思う
−日記帳(N0.1520)2006年02月11日−
今日はサリーちゃんの一周忌です


明日、2月11日は建国記念日です。60代以上の年代の方々は建国記念日と言われてもピンとこないと思いますが、紀元節と言われたら即座にうなずいて、「雲にそびゆる 高千穂の 高根おろしに草も木も なびきふしけん 大御世を 仰ぐ今日こそ たのしけれ ♪」の歌を口ずさんで懐かしまれるかも知れません。

いずれにしても、日本が建国されたのは初代天皇の神武天皇が即位された紀元(皇紀ともいう)元年の2月11日だったとの考えにたって、この日を建国記念日としているのですが、神武天皇の存在が疑問視されているのですから 即位の日を記念日にすること自体がナンセンスと言わざるを得ません。一歩譲って神武天皇が存在し実際に即位したとしましょう。それなら、どうして2月11日になるのでしょうか。

そこで、その理由を調べてみましたところ、全く説得力が無いというよりもよく判らないのです。 実は、神武天皇即位の日は古事記等によれば旧暦のお正月1月1日とされております。明治政府は天皇制を揺るぎないものにするためにこの日を日本の建国の日とし紀元節と名付けて国民祝祭日としました。そして、明治5年に旧暦から新暦に改暦されたため、その年の旧暦1月1日が新暦の1月29日になるためこの日を改めて紀元節とし翌年の明治6年から施行することにしました。

ところが、旧正月を紀元節として祝ったため旧正月こそがが本当の正月だという解釈が国民の間に広まり、国民が新暦を使わなくなるのではとの危機感を明治政府は抱きました。それでなくても、国民に不評の新暦を国民に徹底的に普及しようとしていただけにこの事態を重く見た明治政府は何とか旧暦の正月を新暦に換算する方式ではなく別な方式で紀元節を新暦の特定の日付に固定しようと考え、2月11日という日付を文部省天文局が算出し、暦学者の塚本明毅が審査して決定したと言われておりますが何とも説得力に欠けているようです。


サリーちゃんのお墓

雌の茶毛のラブラドールレトリバーの愛犬サリーちゃんは、嫁いだ長女の家を本宅、私の家を別宅として両家で飼われてきましたが、昨年の今日12年の生涯を閉じました。その時の様子はその日の日記に書いております。そして、納骨の様子も昨年の3月27日の日記に書いております。 今日は、その一周忌にあたりますが、先週の日曜日に早めの一周忌の法要を娘夫婦、孫娘たちと一緒に納骨先の動物霊園で済ませてきました。

この動物霊園は、徳川家康の祖先、松平家ゆかりの土地として知られている豊田市・松平郷にある動物霊園で、和尚さんが1人常駐されておられます。この日は、約30分ほどお経をあげて頂いてから全員で焼香し、和尚さんのお説教を聞きました。その後、お墓に供花して水で清めてから墓前で記念写真を撮りました。

動物霊園にある妙真寺
本堂でお経の準備をする和尚さん
華やかな動物クンたちの墓標

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