−日記帳(N0.1531)2006年02月22日− |
後輩、長谷部A代表初アシスト |
−日記帳(N0.1532)2006年02月23日− |
堀江メール騒動の顛末 |
記者団に強気に振舞う前原民主党代表 |
「往生際が悪い」という言葉が有りますが、民主党の前原代表の堀江メール問題の対応を見ているとこの言葉がピッタリ合っているように思われてなりません。問題を提起した張本人の永田代議士がメールが本物であることを実証できないというより偽物であることに気がついて責任を取って辞職までしようとしているのに、前原代表は「辞職する必要性は全くない」としてメールの真偽には触れずに更に真相を究明するとの声明を発表しているからです。 前原代表は当初から「このメールが本物であるとの確証を掴んでいる」と強気の言葉を発し、党首会談の前にその確証に触れられると「楽しみにしていてください」と期待を持たせたのに、会談では持ち時間の最後になって漸くこの問題に触れ確証なるものは何ら出さずに国民の期待を裏切っただけでなく、メールの真偽は避けて通り、未公表の送金先の口座を国政調査権を発動させて調べることを自民党に要求し、発動を拒否するのは後ろめたいところが有るからだと問題点を摩り替える始末です。これでは言葉が悪くて恐縮ですが、「盗人猛々しい」と言われてもしかたないと思います。 重要な法案審議のための権威を要求される予算委員会の場で、永田議員は信憑性に乏しい情報を公開することで与党幹事長の次男という一般人の名誉を傷つけ、傷つけられた側からの当然の権利として信憑性を糾されるとなすすべも無く困り果てて姿をくらまして入院までするていたらくです。本来なら、予算委員会の権威を傷つけただけでなく一般人を吹くむ関係者の名誉を傷つけたことを謝罪し、議員を辞職して責任をとるべきなのに党幹部に身の振り方を一任するという無責任ぶりに多くの国民が怒っていることと思います。 永田議員を辞職させると、堀江メールがガセネタであることを認めることになり、ガセネタと決め付けた小泉首相に対する非難も訂正せざるを得なくなり、更には当事者の武部幹事長親子に対して謝罪をせざるを得なくなり、その一連の不手際に対しても執行部の責任を党内外から追求されることは必定と考え、永田議員を休養させるという苦し紛れの対応をした民主党は完全に国民の期待を裏切ってしまいました。 ここで、不思議なのはこれだけ名誉を不法に傷つけられた武部幹事長が強行に抗議しないこと、更には自民党が前原代表の責任を強く追及しないことです。国民は堀江メールの真偽を徹底的に追求することで今後このような問題の再発防止を期すことを願っていりはずですからここは自らの潔白を正すためにも是非追求してもらいたいものです。もし、前原体制を組し易いとみて矛先をかわしているとすれば、それは国民に対する背信行為といわざるを得ません。 |
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