ニュージーランド旅行記(第2日:マウントクックからクイーズタウンへ)

南島の尾根と言われるサザンアルプスにある荘厳にして秀麗なマウントクックはニュージーランド最高峰で世界中の登山者のがあこがれの的です。 あのエドモンド・ヒラリー郷はここでトレーニングを積んでエベレストの初登頂に成功したと言われるだけあって、 ここでの巨大な氷河や大岩壁、気まぐれな天候は滅多に人を寄せ付けません。 マウントクックのまわりにはラベルーズ(3270m)やヴァンクーヴァー山、タスマン山等3000m級の山々が数え切れないほど有る上、日本と違い数多くの氷河がある大自然は日本では見られない凄さが有ります。 特に、南半球最大と言われる「タスマン氷河」とその周囲の秀峰は壮大であり、冬はヘリスキー・セスナスキーや、氷河上のツアースキー等日本には無い魅力が有ります。

コバルトブルーのテカパ湖
湖は画像では判りませんが美しいコバルトブルーでした。
氷河によって微粉化された岩石粉が青系以下の波長だけ
を反射する350nm以下の状態で湖水中を漂うため太陽光
のうち青系の光だけが我々の目に届<くため青く見えるわ
けで遠くから氷河が青く見えるのもそのためです。
牧羊犬の銅像
羊の国ニュージーランドにとって牧羊犬は欠かせません。
銅像はこの国の代表的な牧羊犬のバウンダリー犬です。
羊は気が小さいため、人や犬が近づいていくと群をなして
逃げる性格を利用し、牧羊犬は数百頭もの羊の群の後方
から追いつめて巧みに囲いの中に誘導します。
テカパ湖畔の善き羊飼いの教会
テカポ湖畔の素朴なこの教会の中からの望む湖の景色は
コバルトブルーの湖面と遠く広がる山々が見事に調和して
とてもロマンティックでした。スコットランド移民によって建て
られたこの教会で結婚式を挙げる日本人も多く、日曜日に
はミサが行われ教会としての機能も果たしているようです。
山の合間に聳えるマウントクック
標高3754m、ニュージーランド最高峰のマウントクック
夏はハイカー、冬はスキーヤーで賑わいますがリフト設備
が無くヘリやセスナでサザンアルプスの山々やタスマン
氷河へアクセスして天然のスロープを豪快に滑ることから
世界的に人気があります。
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