ニュージーランド旅行記(第4日:クイーズタウンからアロータウン、ワナカ湖へ)

クィーンズタウンは、ワカティプ湖やサザン アルプスの山々に囲まれた湖畔のリゾートで「女王が住むにふさわしい場所」と言われる程の小さな美しい街です。 ワカティプ湖は「グリーンストーンの湖」の別名を持つ美しく澄んだ湖でその夕日の美しさは有名です。 近隣には広大なスキー場があり、冬になると、世界中からスキーやスノーボードを楽しむ若者が集まります。 またかって砂金の採れたショットオーバー川でのハイスピードのジェットボートで岩の迫る峡谷を駆け抜ける川遊び、カワラウ川にかかるカワラウ橋からのバンジージャンプ等スリル満点のレジャーが出来ます。 この街の西北にあるボブズ・ヒルの中腹と麓を結ぶ世界有数の勾配をもつスカイラインゴンドラ頂上からは、ワカティプ湖とクイーンズタウンの街並、雄大な山脈を一望できますが我々はここから日本では絶対に見られない南十字星(右の写真)を見て感激しました。


橋の上からのバンジージャンプ
クイーンズタウンから北東へ20km行ったところにあるアロー
タウンは19世紀にゴールドラッシュで栄えた街で当時の街並
みがそのまま残されている閑静な小さな街です。その街外れ
を流れるカワラウ川にかかる橋は有名なバンジージャンプの
のメッカで65才以上と裸の女性は無料とのことでした。
羊ショーの風景
NZの1人当たり13頭の約5000万頭に対し、全世界では
0.2頭の約11億頭ですから率にして65倍になりNZは羊
王国です。この地域では街から15分もすると羊だらけと言
うこともあって、羊の毛刈り、牧羊犬による追い込み等の内
容の羊ショーが行われ観光客の人気を集めておりました。
アロータウンの紅葉風景
日本を5月に発ったのでNZは紅葉のシ−ズンでした。
NZ入国時に厳しい検疫に戸惑いますが、これはNZが
純粋培養の島国のため他国に無い植物種が多く他国
からの異種の移入によって生態系が変化しないように
車を輸入する際タイヤに付着した土まで検疫する程です。
環境に調和した水力発電所の風景
ニュージーランドでは全発電量のうち約80%近くが
水力発電で原子力発電は1基も有りません。 核を
利用しないことはこの国の基本方針で自然環境を
大事にしようと国民性にその原点が有るようです。
発電所がこのように美しいのはその表れと思います。
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