飼育記

7 章 chasukeクンの脱毛


chasukeクンの横腹の毛がアンバランスに見えたので調べてみたら、何と右の写真のように直径5センチぐらいの部分が円形に脱毛していることが判りました。気付くのが遅かったのか既に新毛が生えておりましたので円形脱毛症と勝手に判断しこのまま暫く様子を見ることにしました。

猫の脱毛原因にはアレルギー性と心因性の2種類が有ります。アレルギー性は何らかの原因で皮膚の一部が痒くなり、毛つくろいの際にその部分を強くを舐めるため舌の表面のトゲトゲによって毛が切断されるために起こりますが、chasukeの場合はこれが原因のように思います。

心因性は人間の場合と同様、何か悩みごとが有りストレスが貯まって起こりますが、chasukeの場合毎日、毎日をのんびりと何んの不自由もなく過ごしているので悩みなんて無いように思えるからです。 とは言っても、猫の心理状態は判るはずがないのですが、もし悩みごとが有るとすれば次の三つではないかと思うのです。

1.窓越しの恋人ミーちゃんが最近姿をみせなくなったこと彼には、5
  章で紹介しておりますように小さい時から隣のミーちゃんと言う名の
  雌猫に憧れていました。
  ところが今や15才の老婆になり殆ど家に閉じこもったきりで姿
  を現さなくなったのです。

2.先日、家族で北海道旅行した際留守番をして寂しかったこと
   案外寂しがりで帰宅した時大変な喜びようでした。

3.孫娘が嫌いで彼女が来るとどこかに隠れてしまうほどです。
   彼女はchasukeを可愛さのあまり強く抱きしめるので窒息状
   態になってしまうからです。

もし、そうだったらchasukeクンごめんね





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Pー1(完)
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