飼育記

9 章 chasukeクンのグルメぶり


chasukeクンのグルメと言うより食べ物に対する贅沢ぶりが目に余るようになってきました。
この猫は私の趣向とよく似ていて蟹と貝柱が大好物で、今晩も蟹で一杯やっていたら写真のように食卓に乗りだしてお皿の上の蟹をねだるのです。
私が箸で口に運ぼうとすると猫パンチを食らわすように手が飛んでくるのです。 結局、この日は足1本分がchasukeクンのお腹に収まりました。 このお正月、奮発して高価な本マグロの大トロを買ってきて小切れを与えたら、フンフンと鼻で嗅いでそのうち怒ったような顔をしてどこかに行ってしまいました。これは気に入らない食べ物を出された時に示す彼独特の行動なんです。

実は彼は魚は大好物なんですが、脂分の多い真鯛、ブリのような養殖の魚は嫌って絶対に食べようとしませんし、冷凍マグロも時によって血が混じると食べようとしません。生の赤身のマグロは喜んで食べます。 chasukeクンをこんなに贅沢にしてしまったのは私が釣ってきて食べさせた新鮮な魚にあるように思います。

特に、キス、メゴチ、メバル、アイナメ、カサゴ、フッコ、ハゼは大好物ですが、今は釣りのオフシーズンなのでやむなく スーパーで魚を買ってくるのですがこの有様です。





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