スペイン旅行記

4章 マドリードにて(1)
マドリードは標高646メートルでヨーロッパで最も標高の高い首都で、夏は暑いものの乾燥し、冬は北西側が山脈に囲まれて風が殆ど吹かないので、四季を通して凌ぎやすいことから首都になった経緯があります。 この街に限らず、スペインの主要な街の特徴は次のように私には思えました。
@ 博物館、闘牛場、聖堂(カテドラル)が必ず有る。
A 薬局、ホテル、BARがやたら多い。
B 駐車場が無く路上駐車が無秩序に行われ、駐車違反が日常茶飯事。
C 車は日本より小型で殆どが欧州車、日米車は少なく外見は汚く内装も標準設備、またバイクが結構多い。
D 無料の高速道が全国的に普及されているが、サービスエリアは無く舗装もよくないがさほど混んでない。
E 朝食9時、昼食午後2時、夕食午後9時、昼食が大事で一時帰宅して昼食後午後4時頃出社するのが普通。
F 飲み物はビールが一番安く水、ワイン、シェリーの順に高くなるが、意外に安く小瓶ビールが200円。
G 肉類は豚、鳥、牛、兎等が多く、豚のももの丸ごと生ハムは名物料理であるが、独特の臭みが有り不評。
H ネオンが少ないので夜景は淋しいが、格調高い建物が多く電線が無い為、昼間の景色は美観を呈してる。
I 大きな十字路に面する建物は、建物の角がピン角にならないように面切りが施されている。
J 街に浮浪者、スリ、たかり、ひったくり、街娼が多く、特に繁華街や地下鉄の出口でスリが多く出没する。
K 自国のブランド品が多い反面、カメラ、電機製品は日本製を中心に他国製品ばかり売られてる。
L ロマネスクからゴシック、バロック調へと、建築様式の時代変遷が寺院等の建物に見事に残されている。



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