スペイン旅行記

4章 マドリードにて(2)
@ 闘牛は4月から10月に行われるので旅行中は見られませんでしたが、闘牛士はフラメンコ、サッカーと
     並んで花形職業。牛は全て雄で神への生け贄にするので、殺す行為を残酷なことと思ってないようです。

A  薬局が多いのは保険制度が未整備で医療費が高いので薬を買う人が多いためのようです。
   BAR(バル)は一杯飲み屋のことで、おつまみを食べながらビールやワインを立ち飲みするところで、
  勿論日本のスナックのカウンターレデイーのようなサービスやカラオケ等は一切有りません。

B 路上駐車は前後の間隔が数十センチ程度しかない場合が殆どで、そのままでは出らないので公然と前後
   の車をバンパー同志で当てて、移動させてから出ていく行為はヨーロッパでは当たり前のようです。

C 仏車のプジョー、シトロエン、ルノー、独車のBMW、ベンツ、英車のローバーが目立ちました。
E 欧州は、ロンドンのグリニッジ標準時で統一されている関係でこの傾向は欧州のどこでも同じで、昨年パリ
     に行った時、午後10時ぐらいまで明るいのに驚いたことが有ります。
  殆どの欧州人は12時頃就眠、8時頃起床するのが普通で、別に夜更かししているわけではありません。

F ビールはアルコール飲料として位置ずけられてませんので未成年者でも飲むことが出来ます。
  ワインは独仏に次ぐ産出国で特にブランデーを混ぜて再発酵させたシェリー酒は独特の香りとサッパリとした
    味でとても美味しく、みやげに持ち帰るツアー客が多く私も無税限度一杯の3本を買いました。
  欧米では、ワインは酔うことよりも、食事を美味しくするために食前酒として飲むので、飲食後に車の運転を
    しても処罰されることはまず有りませんが、それでも酒酔いによる交通事故が多発しているフランスではワイ
    ングラスに2杯までと決めた矢先、昨年酒酔い運転でダイアナ元王妃が死亡する事件等が有り、更に問題
   になると思われますが、スペインではそれほど問題になっているようには見えませんでした。
  レストランでは、3人組の学生バンドが客席を巡回する習慣が有り、かけているタスキの模様と色から、彼等
    の大学と学    部名が判るようになっており、一人200円程度のチップが相場のようでした。

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