スペイン旅行記

4章 マドリードにて(3)
H 電力不足のためか、少ないネオンの中でも日本の有名企業のネオンがが目立っていました。
  また、いい加減な国にしては珍しく、節電意識が高く、トイレもある時間がくると自動的に切れるシステム
  になっており、実 際に使用中に突然切れて真っ暗になったことを経験し驚きました。
  スペイン等の欧米の街では、電力線が地下に埋設されて地上に無いため都市の景観がスッキリとして
  おりますが、都市計画として紀元前からも前から考えられていたその先見性には何時も感心させられます。

I 日本でも建物の角で左折車が歩行者の確認を見誤るケースが多いので、これも先見性が有ると思います。

J 国民の20%が月収5万円以下の低所得者で、他にアラブ系、ジプシー等の怪しげな連中が、特に日本人
   を狙ってくるので要注意でパスポートは腹巻きに入れて歩くことが常識になっているくらいです。
   スリについては、私の恥ずかしい経験をバルセロナの項目でご紹介します。

K プラダ、ヴィトン、シャネル、カルチェ、イブサン、フェラガモ等の仏・伊のブランド品は殆ど見かなけなかった
  のに、Loewe(ロエベ)の革製品、Lladro(リヤドロ)の陶磁器製品、Yanko(ヤンコ)の靴等の日本でもよ
  く知られている自国ブランド品は各地でよく売られておりました。
  従って、ブランド品ショッピングをしようとされていたご婦人方は不満だったようです。
  一方、TV、カメラ、電卓、パソコン、プリンタ、時計等は陳列の半分以上が日本製だったことから、スペイン
  人の見かけよりも本当にいいものを買おうという国民性が現れているような気がします。

L 例えば寺院の門がアーチ型のロマネスクから先尖りのゴシックへの変遷する様子がよく理解できます。

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