スイス旅行記

8章 第7日:ルツエルン市内観光を経てチューリッヒ空港へ

ルツエルンは、当時強大な勢力を誇っていたハプスブルグ家 の挑戦をはねのけて勝利に導いたゆかりの地で、ウイリアム ・テルの物語でも有名な歴史のある静かな街です。

写真のカペル橋はルツエルン最大の観光スポットで、ロイス 川に防衛上の理由で14世紀はじめに作られた西欧最古にし て最長(200m)の木造の橋だったのですが、1993年 に煙草の不始末で両端の一部を残し全焼してしまいました。 当時日本でもその復元費用の募金が行われたりして見事に復元 されております。

焼け残った両端に建設当時の木材がそのまま使われておりま すが、日本にはそれより古い木造建築が残っている だけに日本人 観光客にはそれほど目新しいものではないようでした。

下のライオン記念碑は、1792年8月10日のフランス革命の際,、最後までルイ16世を守り続けてパリ市民に殺さたスイス兵を悼 んで岩に彫られた彫刻で、「瀕死のライオン」 のタイトルどおり、
背中を矢で射抜かれて息も絶え絶えのライオンの表情が見事に表現されております。 

                         おわり
西欧最古の木造の橋 瀕死のライオン記念碑
心ない観光客の煙草の不始末で橋の
大半が焼失したため現在は前後
のごく一部しか残っておりません
フランス革命の際、800人余スイス兵
兵が最後までフランス王家を死守して
全員戦死した悲劇を悼んで制作された














おわりに
   
   今回のアルプス三名峰観光の旅は天候、添乗員さん、
       そして同行のツアーのみなさん達に恵まれて
        思い出に残る素晴らしいツアーでした
                   改めて感謝するとともに
            旅行記をお読み頂い
             た方々にもお礼
             申し上げます。
 
               有り難うございました

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