我が闘病記

第12章 自力排便を試みて大失敗!

それが恥ずかしくて耐えられないので、何とかしようと考えたのが大失敗でした。 その頃、何とかベッドの角度を30度ぐらいまで起きられるようになっていたので、、ベッ ドの横に簡易トイレ(オマル)を置けば、何とかそれに乗り移って、腰掛けて出来るので はと淡い期待を抱いておりました。

そして、いよいよその日が来たのです。 看護婦さんはそんな無理しなくてもいいからと言ってくれたんですが、私の懇願を理解 してくれて簡易トイレを持ってきてくれたのです。 便意を催したタイミングを見計らって、ベッドの柵を外し、痛みを堪えながら必死の思い でベッドから下りようと試みたのですが、床に足がついて踏ん張ろうとした瞬間、足が ふらつきそのまま床に倒れ込むと同時に排便してしまいました。

床面は下痢っぽいウンチだらけで衣類にも付着し、見られたものではありません。 何とか、ナースコールして看護婦さんに助けてもらいましたがまさに恥の上塗りでした。 排便し終わった時の、あのお尻のムズムズ感、そして臭気、嫌です。
そして、看護婦さんに赤ちゃんのオムツ交換のような要領でお尻とチンチンを拭いても らう時の恥ずかしさ、思い出すのも嫌です。

それに、排便と同時にどうしても排尿してしまうので、たまたま柔らかい便と一緒になる と、紙オムツの吸収能力を超えてしまいベッドのシーツにしみ込んでしまった時の恥ず かしさ、お判り頂けると思います。
しかし、3,4回するうちに慣れてきて恥ずかしさを感じなくなってしまいました。 案ずるより生むが易しですね。

男って意外と恥ずかしがり屋なんです。 温泉でお風呂に入る時、殆どの男性はタオルで前を隠します。 特に、若い男性にその傾向が強いように思われてなりません。
昔は、M検と言って学校でオチンチンの検査が有ったり、寮生活などでその大きさや放 尿してどこまで遠くに飛ばせるかを競ったりして、人に見られることにさほど抵抗が無か ったとよく聞かされました。

女性はその点、女風呂では上は隠しても下は隠そうとしないのではないでしょうか。
話が下世話になって申し訳ありません。

いよいよ、闘病記も次回が最終章となりました。
私としては、入院生活で一番辛かった、A副主任さんが関与した 恐怖の夜のことを紹介 したいと思います。

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