闘  病  記(3)

(黄斑上膜手術のための入院記録)
お読み頂く前に
黄斑上膜は加齢に伴う眼の病気の一つですが私の場合、白内障との相乗で左眼が0.4に低下し免許更新に黄信号が出ました。そこで通院先の病院の紹介を受け、平成25年8月6日、この病気で定評のある名古屋大学医学部附属病院に入院し両眼の白内障手術も同時に受けて8月24日に無事退院しました。闘病とは程遠い平凡な入院生活に過ぎませんが、この病院のこと、この病気のことそして意外と知られてない点滴、眼底検査、眼圧測定、血糖値測定等について自分の勉強を兼ねて解説してみました。 これから水晶体手術(白内障手術)、硝子体手術(黄斑上膜等)を受けられる方々へに参考になれば幸いです。

記  載  日 タ   イ   ト   ル 概                 要
2013年08月06日 名大病院新病棟5階の2床特別室に入院 個室は3週間に及ぶと差額ベッド代だけで20万円を超えるためケチって2床特別室に
2013年08月07日 左眼の黄斑上膜、白内障の手術を受けて 硝子体を吸引除去後人工房水を注入し網膜上の黄斑上膜を手術して空気を入れて終了
2013年08月08日 入院3日目、     硝子体手術について 術後にガス、液を入れその圧力を利用して手術痕を修正する硝子体手術の凄技に驚愕
2013年08月09日 入院4日目、     うつ伏せ寝も今夜限り 凄技を有効に発揮させるにはガスや液が黄斑の中心部に位置させるよううつ伏せ必要
2013年08月10日 入院5日目、ベッドから転落し3枚目イエロー ベッドレールを引き忘れてうつぶせ寝し夜中にベッドからの転落を看護師に見つかり
2013年08月11日 入院6日目、  我流点眼法を大いに反省 眼が小さく目に臆病で点眼時に目を閉じる私の場合、事前に目尻を清潔・消毒必要
2013年08月12日 入院7日目、     血糖値の測定に思うこと 糖尿病の疑いが有るとして食事制限に加え毎食後に血糖値検査を指示されガックリ
2013年08月13日 入院8日目、    入院生活で困ったこと 病室でパソコンが使えないことローカロリーの糖腎食で空腹になるのは困ったものでした
2013年08月14日 入院09日目 、妻や娘家族の見舞いを受け 見舞いのザルソバと赤福餅を食べているところを看護師に見付かるも見なかったことに
10 2013年08月15日 入院10日目、     眼圧について思うこと 眼圧は20超えで要注意 30超えで緑内障の恐怖に曝されるだけに眼の患者はビクビクして
11 2013年08月16日 入院11日目 、  入院生活の日課について 毎食後の血圧等の検査 眼圧と診察 血糖測定 日4回の点眼 入浴等結構忙しいのです
12 2013年08月17日 入院12日目、   看護師さんたちに思うこと 見習いの若い子からベテランのオバサマまで、彼女たちは医師と同等の立場で看護に
13 2013年08月18日 入院13日目、        病院食に思うこと 糖腎食とは糖尿病と腎不全を予防するために蛋白も制限されるため実に味気なく不味く
14 2013年08月19日 入院14日目、   手術後初めての視力検査 懸案だった左の視力が0.4から0.6に向上していることが判り今回の手術の成功を実感
15 2013年08月20日 入院15日目、   隣室の入院患者さん退院 神経質な方で点滴が終了時に看護師が来なかったので空気が血管に入ったと大騒ぎに
16 2013年08月21日 入院16日目、     白内障の手術を受けて 今は手術で治る白内障も昔は白そこひと言われ不治の病で八重の兄もこの病気で失明
17 2013年08月22日 入院17日目、     点滴について思うこと 金属針で刺し血液を逆流させないようにしながら引き抜いてプラスチック針を留置させて
18 2013年08月23日 入院18日目、      退院を明日に控えて 主治医に紹介先の刈谷豊田総合病院で診察を受けるように指示されたので再び転院に
19 2013年08月24日 入院19日目、         いよいよ退院 主治医、診察医、看護師さん、看護助手、掃除のオバチャン みなさんサヨナラ!!
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