釣行記 第3章 日本海・鷹巣沖の真鯛釣り
(2002年6月12日付け日記帳より転載・編集)

釣り友のNさんから、5月末に北陸の鷹巣(福井県)に釣りに出掛け、真鯛の大物を釣り上げたとの連絡が画像付きのメールで有りました。上の画像は50センチ以上の乗っこみ真鯛を5枚釣り上げ、そのうち自宅に持ち帰った大物2枚分(73センチと65センチ)を両手にするNさんの様子です。

このように大物釣りを紹介する場合は、当然釣り人の顔を入れるのが礼儀ですが、獲物があまりにも大き過ぎて画面に入りきれないことと、Nさんの了解を取ってないため肖像権問題が有りますので今回は顔を失礼ながらカットさせて頂きました。

私は勿論、Nさんもこんな大物は初めてでしたので、このことは我々釣り仲間では大変な話題になりました。 釣り仲間で気の毒なのはKさんでした。彼は毎週のように名古屋から鷹巣に通い、漸く先週63センチの大物を釣り上げたと言って釣り仲間に電話を掛けまくって得意になっていたのにわずか1週間でそのお株を仲間のNさんに奪われてしまったからです。

このくらいの大物は地元でもそう簡単には釣れませんし、大物釣り師でもないNさんにとってはまさに幸運でしたが、Nさんはそれを認めながらも、やはり釣り方が良かったからで必ずしもビギナーズラックではないことを強調しておりました。
その証拠に、その後このニュースに飛びついて我々釣り仲間でも名人クラスの人たちが同じポイントに出掛けたのですが全く釣れなかったのです。


ポイントは鷹巣沖50メートルの深場で、如何にハリスを長くとるか、如何にスムーズに餌カゴと一緒にハリスを沈ませるかが重要で、撒き餌もアミエビではなくオキアミにしたのが良かったとのことでした。 さすがにこれだけ大きいと、手前料理では手に負えないので知り合いの寿司屋さんに持ち込んだそうです。73センチだったら30人前の刺身にはなるでしょう。うらやましい限りです。

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