釣行記 第5章 三河湾でのハゼ釣り(1)
(2001年11月14日付け日記帳より転載・編集)

今年初のハゼ釣りに行ってきました。
愛知県の知多半島沖の三河湾でのボート釣りでしたが15センチから20センチクラスを70枚上げましたのでほぼ満足できる釣果でした。
それでも例年に較べると、型がやや小振りで魚影も薄かったのは、多分セイゴの魚影が濃かったためt思われます。 セイゴはハゼの天敵で好んでハゼを食べてしまうのです。

ですからセイゴが釣れるポイントではまずハゼは釣れませんし、ハゼが釣れるポイントではセイゴは釣れません。 この日記帳でも2回にわたってセイゴ釣りを紹介しておりますが、たしかに今年はセイゴがわいているようです。 ハゼは10月過ぎると、浅場から沖の深場に移動して産卵のために越冬します。
特に、知多半島沖の三河湾の海底はハゼの産卵に適したところが多い上、浮動式の海苔ソダからの落ち海苔」を食べるので臭みがなく味がよく全国的にも知られております。


私は釣ったハゼは釣りしている間はイケスの網カゴに入れて海中に吊して生かしておき、納竿後は海水を入れたクーラーに20センチ以上の大きなのを選んで移し替え、ポンプで空気を入れて生かして帰宅します。 帰宅後直ちに生きたまま刺身にして生姜溜まりで食べます。 死んだハゼは白っぽくなり締まりが悪く味が落ちてしまいますが、生きたままでは半透明でシコシコして実に美味しいのです。

死んだハゼは大きいのは天麩羅、小さいのは唐揚げにして食べるとこれまた美味しいのです。 特に唐揚げは頭だけ取ってそのまま揚げるのでカルシウムが豊富でホコホコしてビールのつまみにはもってこいです。 天麩羅のホクホク感のあるさっぱりした味はお酒のつまみにもってこいです。

その頭は汁の出汁にした後、愛猫のchasukeくんにあげますので、ほとんど捨てることなく一家で食べてしまいますので、釣られたハゼたちも極楽往生してくれていると思います。
南無阿弥陀仏!南無阿弥陀仏!

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