韓国旅行記

7章 韓国あれこれ(1)
街を歩く韓国の女性達は圧倒的にスラックスが多く、スカートを見かけないのでガイド さんに聞いたら、足に自信がないので隠すためにスラックスを多用するとのことでした。 しかし、どう見ても日本の女性よりずっとスリムなのに何故なのでしょう。
韓国の若い女性がスリムで肌が色白できめ細かい理由について、ガイドさんは自分 は違うと断りながら、食べ物(野菜、ニンニク、唐辛子)や高麗人参マッサージにある と言ってましたがやはり人種の違いと思います。

女子高生などの若者への携帯の普及は日本並で、しかも携帯ノサイズが日本より ひとまわり小さく重いのが目を引きました。 しかし、さすが儒教のお国だけあって、ミニスカートやお化けのようなどぎつい化粧を した子は見かけませんでした。

韓国の成人男子は、月給がわずか1000円のため兵役につくと生活できない人や障 害者を除き全員2年間の兵役が義務づけられ、身体検査結果によりA,B,C・・・・ とランク付けされております。

たまたま、現金大中大統領の選挙公約により一般の立ち入りが許されるようになった 青瓦台の大統領官邸区域にガイドさんが案内してくれた時、街のいたるところで格好 のいい若い兵士が護衛している姿が目立つので質問したところ、彼等がA級の兵役者 なんだそうで若い女性にもてるそうです。 逆にランクが下がると恋人からその理由を聞かれるので困るのだそうです。

韓国では、金、李の姓が圧倒的に多く、同姓のカップルが出来ると家に有る家系図を 辿って、近親関係でないか否かを徹底的に調べ、もし、近親関係にある場合は泣く泣 く別れることになるのだそうです。 韓国は、夫婦別姓ですが離婚して妻が子供を引き取っても無条件に夫の姓を名乗 らせて家系図の断絶を防ぐ男尊女卑の国だとガイドさんは嘆いていました。

韓国で食べた料理では、やはりプルカルビ(骨付きカルビ)が最高でした。 味付けされた肉とニンニクを炭火焼いて、辛子のペーストのコチジャンとともに葉に包ん で一口で食べる何とも言えない美味しさが口の中に漂うのです。

他には、石焼きビビンバが美味しかったですが、海鮮鍋と味噌鍋は期待した程ではなく 特に、海鮮鍋の食材はムール貝等得体の知れないものや臭みが強くとても箸がすす まず、友人と格安ツアーだからと諦めムードでキムチばかり食べて過ごしました。

ソウル市内では韓国人用と外人用の2種類のタクシーが走っております。 外人用は初乗りで韓国人用の2倍ぐらいしますがそれでも日本の半値程度です。 韓国人用には日本人は乗車しない方がいいです。

乗り合いが一般化しているので気分が悪いし、わざと遠回りしたりしてボラレやすく、 市外になるとメータを倒して過大な料金を請求する場合が多いからです。

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